美文字の邪魔をしてるのは”我”!?
先週初めからボールペン習字の練習を本格的に再開しました。
日ペンのボールペン習字講座に付いていた
自主練習用のテキストをコピーして使っています。
ずっと本格的に再開できずにいたのに、
とつぜん再開できるようになったはある気付きがあったから。
指先の感覚に集中する
文字で性格診断できるという話を聞いたことがありますが、
どうやら癖字のハネや傾きは自分の内面の現れらしいというのです。
本当のところはどうなのかわかりません。ただ、ふと
「指先に伝わるボールペンの感覚や動きだけに集中して書いたらどうなるんだろう」
と思い試してみました。そしたらあんなに真っ直ぐはらえなかった線が、
真っ直ぐはらえることがわかりました。
文字を書くとき、たとえ練習中であっても
「キレイに描きたい」「ここは真っ直ぐに」「ここは中心に沿って」「ああ、ゆがんだ、汚い」
などといろんなことを考えています。
たとえばお詫び状だったら「なんで詫びねばならんのや」とか
思ってるかもしれません。
それを捨てて指先の感覚に集中する。頭の中がシーンとなる感じです。
なんとなく、写経ってこういうことなんかなあと思いました。
なので、自主練習では、深呼吸して、いろんな考え事を流して、
お手本をなぞることから始めることにしました。
指先の動きだけ。それを真っ白な枠で再現する感じ。
毎日が心地よく
これが果たして美文字への近道なのかは素人ですのでわかりません。
ただ、我を捨てて集中する時間が、一日のうちたとえ10分でもあることは
心地よいことがわかりました。
しばらく続けられそうです。
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