日ペンde美文字さん

2008年10月8日放送のNHKためしてガッテン！で、
字を美しく書くコツが解説されていました。

放送時間が短いのでポイントを二つに絞っていましたが、
その二つは美文字さんになるために大切なことでした。


１．線と線の間を均等にする意識
２．自由にペンを動かせるためのトレーニング

１．線と線の間を均等にする意識

例えば「三」という字。
無意識に書いた自分の文字の線の間は同じ幅になっていますか？

私は日ペン講座で自分の住所の添削を受けたとき、
「県」という字の"目"部分の間が均等でないと指摘を受けました。


文字の間を均等にするために、
ガッテンでは「均等均等均等きんとうきんとうきんと・・・」
とつぶやきながら文字を書くことを勧めていました。

　　　　　　★放送には18歳の双子の姉妹が登場。

　　　　　　　市販の美文字トレーニングで3日間練習した姉より、
　　　　　　　1時間だけ「均等」と唱えながら練習した妹の方が
　　　　　　　字が美しくなるという実験結果を伝えていました。


市販本や通信講座は続かない、と思う方は、
まず「均衡」という言葉を唱えることから始めてみると良いかもしれません。


２．自由にペンを動かせるためのトレーニング

せっかく練習したのに、急いで書くと文字が崩れちゃう！
という悩み。私だけじゃなかったんですね。


放送中に登場した男性。
「均等」の呪文を唱えて字が改善されたのに、
急いで書くと美しい文字が書けないと訴えていました。

ガッテンが分析したところ、

男性は手首が浮いて安定せず、ペン先がぶれやすい

これが原因とわかりました。なぜなら、

書道家は手首をしっかり固定して、指先の大きな動きだけで字を書いている

私は手首が机やノートなどに固定できないとグチャグチャの文字になります。
その原因も同じでした。

対処トレーニングは

指をゆったり伸ばした状態で、手首の辺りを机の上に固定し、グルグルと何回も円を書くトレーニングをします。次第に大きな円を書けるようになれば、自由にペンが操れるようになった証拠です。

さらに、四角形や三角形（ムの字を書くような書き順で）を書く練習も効果的です。

癖づけるってことが大事なんですよね。

この手首と指先の動きは日ペンの通信講座でも大事だと思います。
市販の美文字トレーニング本やDSを使うときも同じ。

手首を固定し、親指・人差し指・中指で三角を作って
ゆったり書けるように意識することで、
いつもの練習がさらに効果的になる気がします。

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● さらば！クセ字＆悪筆　1時間で美文字に変身（2008年10月8日放送）
●ニンテンドーDS　NDS DS美文字トレーニング
●市販の美文字トレーニング本